環境への取り組み
資源の有効活用・循環
卵の100%有効活用
卵は食品をはじめとして様々なものに活用されています。卵黄はマヨネーズに、卵白はかまぼこなどの水産練り製品や、ケーキなどの製菓の食品原料として使われます。
また、卵殻はカルシウム強化食品や土壌改良材、壁紙やコースターなどの工業製品に有効活用されています。卵殻膜は化粧品原料などに高度利用され、卵の殻や膜まで100%有効活用されるよう取り組んでいます。
<外部表彰>
令和元年度リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰
キユーピーグループが農林水産大臣賞を受賞
第7回「食品産業もったいない大賞」
キユーピーグループが農林水産賞食料産業局長賞を受賞
プラスチック削減・再利用
キユーピータマゴは、食品の容器包装などにプラスチックを利用しています。プラスチックは、軽くて壊れにくいという利点がありますが、海洋プラスチックごみをはじめ、地球環境への影響が指摘されています。当社では、プラスチックが生態系や環境に大きな影響を及ぼす重要な課題と認識し、石油由来プラスチック使用削減の取り組みを進めています。2020年より、液卵などの商品で利用するプラスチック容器について、劣化したら回収、粉砕、再加工し、新たな液卵用プラスチック容器として再利用する取り組みを開始しました。これにより、廃棄されるプラスチック容器がなくなり、すべて再利用できることを見込んでいます。
気候変動への対応
CO2排出量削減
気候変動の進行を受けて、CO2排出削減のため、キユーピータマゴでは製造工程の効率改善、省エネ設備の導入など、従来の取り組みに加え、脱炭素社会に向けた製法・工程の変革、再生可能エネルギーの導入を検討しています。
2023年現在、飯能工場(埼玉県)、三田工場(兵庫県)、尾張工場(愛知県)では太陽光パネルを設置し発電を開始しています。工場別の発電量は、飯能工場では年間使用電力量の約3%、三田工場では約5%、尾張工場では約18%に相当します。